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モノマテリアル化とは?

モノマテリアル化とは?

モノマテリアル化とは、複数の異種素材から構成される包装フィルムを単一素材でフィルムにすることです。

包装フィルムは充填する内容物(食品、飲料、洗剤、薬品など)や流通形態によって要求される特性(難燃性透明性ガスバリア性など)が異なります。様々なプラスチックフィルムのほか、アルミ箔やシリカなどを蒸着させたフィルムなどプラスチック以外の素材も使用されています。

複数の異種素材から造られる多層フィルムはリサイクルが困難です。

多層に貼り合わされたフィルムは分別や切り離しができないので燃焼させるしかありません。モノマテリアル化することによってリサイクルが容易になり再利用の道が開かれ、温室効果ガスのひとつである二酸化炭素の排出量を抑えることに繋がってきます。

複数の素材から構成されるフィルムは、素材ごとにフィルム化(薄膜化)する際の加工条件や物理的性質また温度による特性が異なります。

例えばポリエチレンは内容物を保護するために重要なヒートシール性や耐衝撃性は優れていますが、酸素バリア性や耐熱性は劣ります。またポリプロピレンでは印刷性や“腰”(剛性)、耐熱性では優れていますが、高速充填性やガスバリア性では劣ります。

これら性能的に劣る部分に対し、別のフィルムを貼り合わせ、特性を補っていきます。

モノマテリアル化をするには、これらの特性を単一素材のフィルムで実現する必要があります。そのためには素材メーカー、フィルムメーカー、コンバーター(ラミネート製品メーカー、印刷・製袋加工メーカー)、そして食品や洗剤メーカーが連携しあって適合するフィルムを開発していかねばなりません。

これまでにモノマテリアル化が実用化された例として、スタンディングパウチ(自立容器)があります。しかしこれはナイロン層を密度の高いポリエチレンに替えたもので、ガスバリア性を付与する透明蒸着層は変わっていないため、厳密には完全なモノマテリアル化ではありません。

包装フィルムは内容物を保護する機能に加えて印刷性、輝度感、メタリック調の輝きなどデザイン性も要求されますのでモノマテリアル化の実現は容易ではありませんが、消費者を含めて地球環境の悪化を食い止めるために何が優先されるべきかを考えていく必要があります。

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ポリ袋・ゴミ袋業界に関する用語に加え、化学品・合成樹脂業界に関する用語を幅広くまとめています。

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