9月1日は防災の日!水のう、ポンチョ…ポリ袋・ゴミ袋でできる3つの防災対策

備えあれば憂いなし!防災対策していますか?
東日本大震災や九州北部豪雨など、この10年でさまざまな災害を目にし、体感することになりました。いつ来るかわからない災害に対してわたしたちにできることは「備え」のみ。普段から緊急時のための心構えと防災対策をしておくことが大切です。
日本では、1923年の9月1日に発生した関東大震災を忘れず、その時の教訓を生かすために、9月1日を「防災の日」に定めています。これまできっかけがなかったという方も、防災について考えるいい機会ですね。
今回は、防災アイテムとしても注目の「コンパクトに折りたたまれたゴミ袋 45L」を使ってできる防災対策を3つご紹介します。

コンパクトに折りたたまれたゴミ袋は、1枚のゴミ袋を32分の1の大きさに折りたたんでいるため防災リュックにも収納しやすい形状です。また伸びがよく引っ張りに強い直鎖状低密度ポリエチレン(ツルツルした素材)を使用しているため、非常時の様々な用途で利用するのにも適しています。
ポリ袋・ゴミ袋でできる防災対策①浸水防止の「水のう」にする
台風や豪雨などで家に水が入って来そうな時は、玄関の前に土のうを置くと床上浸水を防ぐことができます。しかし、土のうを普段から用意している家庭は多くありません。そこで簡易的なおもりとして使えるのが、ポリ袋やゴミ袋に水を溜めた「水のう」です。
45Lのゴミ袋を二重にし、水を5分目くらいまで入れて口を固く結ぶだけで完成です。重量20kg程度になり強く引っ張って持ち上げると破れる危険もあるため、ホースやバケツなどを使って利用する場所で水を流し入れるのがおすすめです。また、しっかり結べていないと、水が漏れてくる可能性があります。しっかり3回以上結んで固結びにし、結び目が上に来るようにして使用しましょう。

玄関内側のドアの隙間部分にゴミ袋を何枚か敷き、その上に水のうをなるべく隙間がないように置きます。これで雨の侵入をある程度防ぐことができます。

また、玄関の外に水のうを置くとより効果的な防災対策ができます。家にダンボールがある場合は、玄関の外側に隙間なくダンボールを並べてその中で水のうを作り、あればレジャーシートやブルーシートで包みましょう。

※各市町村より避難指示などが出ている場合は、案内に従ってすぐに避難してください
ポリ袋・ゴミ袋でできる防災対策②雨よけのポンチョをつくる
ポリ袋・ゴミ袋でできる防災対策②雨よけのポンチョをつくる 雨具がないときは45Lのゴミ袋を少し切るだけで簡易的な雨合羽(ポンチョ)になります。また、避難所での生活や暖房器具などが使用できず寒いときに上着の内側に着ることで防寒対策にもなります。

ゴミ袋の角(イラスト左上の部分)がフードの役割になり、しっかり雨よけができます。
着用することで音が気になる方は、高密度ポリエチレン(シャカシャカした材質)よりも低密度ポリエチレン(ツルツルした材質)がおすすめです。
ポリ袋・ゴミ袋でできる防災対策③水を保存するタンクとして利用する
地震や台風などで水道が断水してしまうと、地域で給水所が設けられる場合が多いです。その時には容器を持参する必要がありますが、専用のポリタンクを持っていない場合もありますよね。そんなときは、リュックサックとゴミ袋で簡易的にタンクを作ることができます。

二重にしたポリ袋に水を入れたら、結び目が逆さにならないように気をつけながら、しっかり3回以上固結びにします。背負って持ち運べるためタンクよりも重さを感じにくく、女性やご高齢の方が運ぶ場合も負担を軽減できます。
他にもある!ポリ袋・ゴミ袋を活用した防災対策!
①カセットコンロで湯せん調理

湯せん調理に対応した食品用のポリ袋を持っていれば、万が一ガスや電気が止まってしまってもカセットコンロと鍋でお米や蒸しパンなどをつくることができます。ポリ袋を使ったごはんの炊き方はこちら!
②使った衣類や下着入れとして

サニパックでは消臭効果のあるポリ袋「niowaina(ニオワイナ)」を取り扱っています。こちらを利用すれば、ニオイ対策をしながら着用済みの衣類や下着を保管しておけますよ。
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