段ボールの持ちやすいまとめ方・ゴミの出し方を解説!

段ボールを資源ゴミとして捨てる時「どう出すのが最適なんだろう?」と考えたことはありませんか?小さい段ボールが隙間から落ちてしまったり、紐がゆるくて持ち運ぶのが大変だったりと、意外と煩わしい作業ですよね。こちらの記事では段ボールを資源ゴミとして捨てる際のまとめ方のコツやゴミ出しの際の注意点などを解説します。
段ボールゴミどうしてる?ガムテープで固定してOK?

複数の段ボールを資源ゴミとして出す場合は「紐などでまとめて出してください」と自治体から案内されるケースが多くあります。紐など、というとガムテープやラップなどでぐるぐる巻きにして出してもOKなのかと迷うところですが、あまり推奨されていません。
なぜなら段ボールをリサイクルする際には、伝票やテープ類など紙以外のものを取り除く必要があるからです。ゴミ出しの際にテープがたくさんついていると、業者さんの方の手間が増え、さらにそのまま機械にかけてしまうと詰まったり、資源として使用できなくなったりする恐れがあります。
配送時に貼られた透明テープや伝票シールなども同様に、自宅でできる限り剥がしておくのが親切です。
※紐で結ばずそのまま出すことを推奨する地区や紐の素材が指定されている地区などルールはさまざまなので、自治体のパンフレットやホームページなどで一度ご確認ください。

また、段ボールをまとめる際にビニール紐を使用している方も多いのではないでしょうか。こちらも完全にNGではないですが後から外す作業が発生してしまいます。もし余裕があれば「紙紐」を使用すると業者さんの負担が減ります。100円ショップなどでも購入できるため、ぜひチェックしてみてください。
段ボールゴミの安定しやすい結び方
段ボールを簡単にしっかり固定できる4の字結びのやり方をご紹介します。
1.段ボールのガムテープやシールなどを剥がす

梱包の際に貼られたガムテープや透明テープ、布テープなどを剥がします。すべて剥がしたら平らな状態にしておきましょう。
2.段ボールを重ねる

段ボールを束ねやすいように重ねていきます。サイズの小さいものは下の辺を揃えて、中心あたりに置くとバランスがよくなります。
3.4の字になるように紐を置く

紐が扱いにくい場合はテープを数か所に貼り、床に固定すると簡単です。やり方が分かってしまえばきれいに4を作らなくても結べます。
4.段ボールを置く

紐がクロスした部分が段ボールの中心あたりにくるように設置します。
5.左側の紐を手前に引く

左側の紐を段ボールの手前に持ってきて引っ張ります。
6.右側の紐を通す

引っぱってきた紐に右側の紐をくぐらせて引き上げます。
7.下側の紐と右側の紐を結ぶ

6で引き上げた紐と段ボールの下側にある紐を結び合わせて、紐が緩まないようにぎゅっと固結びします。

あまった紐をリボン結びでまとめたら完成!段ボールをひっくり返す必要がないので、枚数が多くてもきれいに揃えられます。
持ち運びやすくバタバタする朝も快適!

片手で持てるため、そのまま出勤の際に持ち出すこともできて便利です。持ち運ぶ際は段ボールの端で手を切らないように注意してくださいね!