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ポリエチレンテレフタレートとは?

ポリエチレンテレフタレートとは?

ポリエチレンテレフタレート(PET、polyethylene terephthalate)とは、水や炭酸飲料、コーヒー・紅茶などの容器に用いられるペットボトルの素材に使われている合成樹脂です。ペットボトルの「ペット」はポリエチレンテレフタレートのPETを指しています。

ポリエチレンテレフタレートは従来から強度の高いプラスチック素材として、合成繊維(ポリエステル)として広く活用されてきました。生産が伸び悩んでいる綿に代わる繊維の主要素材としてポリエステルは大きく需要が伸びてきており、現在ではポリエステルが繊維素材としてナイロンなどをはるかに上回る世界において6割を超える素材となっています。

ポリエチレンテレフタレートによる成型品を作る際には、金型温度を高温にする必要があります。これはポリエチレンテレフタレートの結晶化速度が遅く、金型温度を非常に高くしないと結晶化が進まないためです。また結晶化すると透明性が低くなる点もありました。このため成型品の原料として使いにくい状態でした。

しかしその後、技術革新によって、成型時の結晶化が遅いことを利用し結晶構造が生まれないようにブロー成形による急速冷却で優れた透明性を得られることが分かり、透明なボトルが成型できるようになりました。

その他に、ポリエチレンテレフタレートの特長として、ガス透過度が低く、透湿度はポリエチレンポリプロピレンと同等の水準があります。

現在、ポリエチレンテレフタレートの成形品としては、ボトルとフィルムが2大用途となっています。ペットボトルは透明で軽量、そして落下しても割れない耐衝撃性の良さからガラス瓶に代わって大きく需要が伸びました。ペットボトルは同じ容量のガラス瓶と比較して1/7以上も軽いため、輸送時の燃料コスト低減に繋がりました。

ボトルと並んで包装材料として多く用いされているのがPETフィルムです。特に印刷適性、剛性及び耐熱性が良いので、レトルトパウチ包装を始めとして多くの食品包装材の表層として使用されています。

このように需要が伸びてきたポリエチレンテレフタレートですが、気候変動や海洋プラスチックゴミ問題が切迫になってきたことに伴いリサイクルの動きが活発になってきています。従来、特にペットボトルは繊維やクリアファイルなどに再生されていましたが、最近ではペットボトルからペットボトル(bottle-to-bottle)への「水平リサイクル」に大手飲料メーカー内外ともに真剣に取り組みつつあります。

日本の有数な飲料メーカーを含む世界的な飲料メーカーではすでにお茶、炭酸飲料、水についてボトルからボトルへの再生を実行し始めており、全国清涼飲料連合会では2030年には約半分のペットボトルで水平リサイクルをすることを目指すと宣言しています。

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ポリ袋・ゴミ袋業界に関する用語に加え、化学品・合成樹脂業界に関する用語を幅広くまとめています。

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