ゴミ袋・レジ袋を仕訳する時の勘定科目は何になる?

レジ袋・ゴミ袋を仕訳帳に記帳する時、勘定科目を何にするかで困っていませんか?特にフリーランスや個人事業主の方は迷うことも多いでしょう。勘定科目は、事業規模や企業によって異なる部分ですが、こちらでは一般的なレジ袋・ゴミ袋の勘定科目について説明します。
ゴミ袋の勘定科目
ゴミ袋を購入した際に考えられる勘定科目は、「衛生費」、「消耗品費」、「雑費」のいずれかに該当すると考えていいでしょう。消耗品費として計上することが多いと思われますが、後ほど振り返った時により細かく経費の状況を把握したい場合は、衛生費とするとわかりやすいです。雑費として計上するケースもありますが、雑費が増えすぎると何にどのくらい費用がかかっているのかが把握しにくくなり望ましくありません。 また、どの勘定科目で計上するかを社内のマニュアル等で統一している場合もあるため、会社のルールにならうことが前提です。特に決まりがない場合は消耗品費とするのがいいでしょう。
レジ袋の勘定科目
レジ袋の場合は、目的によって勘定科目が変わることがあります。まず、レジ袋そのものの購入を目的とし、まとめて購入するような場合です。その場合はゴミ袋と同様、消耗品費もしくは雑費として記帳するのが一般的です。
一方で、お菓子やお弁当、文房具といったものを買う際に一緒に有料のレジ袋を購入した場合は、購入したものとあわせて記帳します。その際は、購入した物の勘定科目と同じでも問題ありません。たとえば訪問先に手土産として菓子折りを購入し、5円のレジ袋を1枚購入した場合は以下となります。
借方科目 |
借方金額 |
貸方税区分 |
貸方科目 |
貸方金額 |
摘要 |
交際費 |
1,944円 |
課税仕入(軽)8% |
現金 |
1,949円 |
手土産購入 |
このように、主な目的が別にありレジ袋が必要になった場合には、主な目的の勘定科目と同じ科目で記載しても問題ありません。
ゴミ袋・レジ袋の勘定科目は明確に決まっておらず、会社の前例にならうことが基本です。ルール化されていない場合は、どの勘定科目で記帳するのかを定めて周知することが大切です。