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ストレスクラッキング性とは?

ストレスクラッキング性とは?

ストレスクラッキング性(Environmental Stress Cracking、ESC)とは、日本語では「環境応力破壊」あるいは「環境応力亀裂」といい、フィルムを含めた成形品の応力がかかるところに洗剤や溶剤が接触し成形品の内部まで浸透することで、応力との相互作用でその部分に亀裂(クラック)が生まれ、割れてしまうという現象です。

応力とはこの場合プラスチック成形品が外部から荷重を受けたときに荷重に応じて成形品の内部に生じる抵抗力のことです。

ストレスクラッキング性が発生する条件は「成形品内部の残留歪(成形時に生じる成形品内部の歪)+応力+化学物質」の3つの要因が重なった時です。

一般に合成樹脂は耐水性に優れていますが、オイルや有機溶剤には敏感で弱い性質があります。特にベンゼン、アセトン並びに酢酸エチルといった溶剤にはたいていの樹脂で亀裂(クラック)を起こします。

主要樹脂ごとに耐性が低い化学物質は次の通りです。

  1. ポリエチレン:界面活性剤
  2. ポリアミド(ナイロン):塩化亜鉛水溶液
  3. ポリエステル:シンナ―類
  4. ポリウレタン:アルコール類

なお、低密度ポリエチレンと同一のプラントで製造するエチレン酢酸ビニル(エチレンと酢酸ビニルの共重合体)は低密度ポリエチレンより柔軟な樹脂ですが、結晶化度が低いため、ストレスクラッキング性の耐性はずっと良いものです。また、同じ低密度ポリエチレンでも分子量の大きいもので低分子量成分を除去したものは耐性が向上します。

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ポリ袋・ゴミ袋業界に関する用語に加え、化学品・合成樹脂業界に関する用語を幅広くまとめています。

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