ポリ袋で煮ることで煮崩れしにくい「筑前煮」ポリ袋レシピ

ポリ袋を使った「筑前煮」のレシピをご紹介します。使用するポリ袋は『スマートキッチン 保存袋 箱入り M 半透明 60枚 0.01mm』です。
「筑前煮」の材料(4人分)
- 鶏もも肉 1枚
- 里芋 4個(120g)
- 牛蒡 1/4本(40g)
- 蓮根 1/2節(80g)
- 人参 1/2本(50g)
- 干し椎茸 1枚(5cm程度の昆布でも可)
- 【A】砂糖 大さじ2
- 【A】醤油 大さじ2
- 【A】本みりん 大さじ2
「筑前煮」に必要な調理器具

- 食品保存対応のポリ袋(『スマートキッチン 保存袋 箱入り M 半透明 60枚 0.01mm』)
- 大きめの鍋
- 耐熱皿
- 包丁
- まな板
- ザル
「筑前煮」の作り方
①下準備をする

里芋、牛蒡、人参の皮を剥いて小さめの乱切りにします。蓮根の皮を剥いて1cm幅のいちょう切りにします。鶏もも肉は一口大に切ります。
【POINT】ポリ袋で作ると食材同士が隙間を埋め合い煮崩れしにくいので小さめに切るのがポイントです。
②材料を茹でる


鍋にお湯を沸かし、①の野菜を一度に加えて、2分程度茹でてザルにあげます。そのまま同じお湯に鶏肉を入れて表面が白っぽくなったら引きあげます。この工程ではポリ袋は使いません。

【POINT】下茹ですることで野菜の青臭さや鶏肉の臭みが抜け、この後の工程で料理酒も不要でアクを引かずにポリ袋で煮ることができます。
③材料をポリ袋に入れる


ポリ袋に②と【A】、干し椎茸(水で戻さずに手でいくつかに割ってください)を入れて、空気を抜くようにポリ袋の口を結びます。
【POINT】野菜から出た水分で調理するので出汁や水は不要です。好みでだしの素や昆布を入れてもよいです。
【POINT】空気の抜き方を詳しく知りたい方は「ポリ袋の空気の抜き方」をご覧ください。
④たっぷりのお湯で湯せん調理する

鍋にたっぷりの水を入れて湯を沸かし、沸騰したら③を入れます。弱火で40分~60分加熱します。
【POINT】ポリ袋が溶けるのを防止するために、必ず耐熱皿を鍋底に沈めましょう。鍋のふちにポリ袋が触れないようにしましょう。
【POINT】硬めの食感が好きな方は40分くらいが丁度良いです。60分煮ると、かなり柔らかくなりますが味がしっかり染み込んで美味しく出来上がります。
④盛りつける

お皿に盛りつけたら完成です!
編集部コメント
ポリ袋を使って煮ることで食材同士が寄せ集まり、煮ているときにも動きにくく煮崩れがしにくくなります。今回のポリ袋レシピでは40分~60分湯せんをしますが、もっと早く作りたい場合には水煮野菜を使用すると茹で時間を半分にすることができます。その際、下準備の工程で鶏肉はザルに入れて熱湯をかけて霜降りにしましょう。
「筑前煮」レシピの考案者
やまさきみかさん

フードコーディネーター、料理家。福岡市で料理教室を主宰。素材の味を活かした料理やオーガニックや発酵など、からだに優しいお料理を提供している。
教室名「Healthy home cooking lab」
湯せん調理が出来る、日本サニパック株式会社の食品保存用ポリ袋の条件は、以下となります。
- 原料樹脂 / 高密度ポリエチレン(HDPE)
- フィルムの厚さ / 0.01mm以上
- 耐熱温度 / 110℃
上記条件の食品保存用ポリ袋の耐熱温度試験報告書は以下です。

耐熱温度試験について
耐熱温度試験については第三者機関にて調査しております。 試験方法は、「家庭用品品質表示法 合成樹脂加工品品質表示規程」(平成29年3月30日消費者庁公示第5号)に準拠したもので、試験体となるポリ袋を恒温器(オーブンのような装置)に入れ、10℃単位で温度を上げていき、ポリ袋が変形(収縮)した温度から10℃下げた温度を「耐熱温度」としたものです。