ポリ袋とは?
ポリ袋とは?
ポリ袋とは、レジ袋、ゴミ袋、ショッピングバッグや砂糖・塩・米・肥料などを入れた袋全体を指すポリエチレン袋のことです。
これらすべてがポリエチレン樹脂を原料とするものですが、レジ袋やショッピングバッグ、おしぼりの袋、スーパーで魚・肉・果物を入れるロール状の袋は高密度ポリエチレン(HDPE)といって“腰”(剛性)が強く透明性の低いポリエチレンから造られるポリ袋です。
剛性と強度を活かしてすべての用途で薄膜化が進んでおり、ロール袋ではわずか5μ(マイクロ)になっています。
その他、砂糖・塩・米・肥料などを入れる袋は、より厚いものでこれらは低密度ポリエチレン(LDPE)といわれるポリ袋です。
LDPEはHDPEよりずっと透明ですが、剛性は低く柔軟な樹脂から造られます。
ゴミ袋にはHDPE製とLDPE製の両方とも使用されています。
ポリエチレンの袋は2枚のポリエチレンのフィルムを密封して袋にするためにフィルムに熱をかけて瞬間的に接着させて造ります。
ポリエチレンは無味・無臭で衛生性に優れており、また防湿性に富み、強度もありますので食品包装にきわめて多く使用されています。
ナイロンやPET、アルミ箔を多層化した食品包装フィルムにおいても最内層のヒートシール層はポリエチレンです。
用語集
ポリ袋・ゴミ袋業界に関する用語に加え、化学品・合成樹脂業界に関する用語を幅広くまとめています。