魚を調理した際のニオイが気になる!簡単にできる魚の生ゴミ3つのニオイ対策

魚を調理したは良いものの、アラや骨といった非可食部位の処理に困ったことはありませんか?魚を捌いた後のゴミのニオイもちょっとした工夫で抑えることができます。
こちらの記事では魚からニオイが発生する原因やニオイの処理方法などをご紹介します。
魚からニオイが発生する原因とは?

魚(海水魚)が生臭いとされる原因は、トリメチルアミン-N-オキシドと呼ばれる物質が原因とされています。トリメチルアミン-N-オキシドは海水の塩分が魚の体内に入り込み、生体機能を阻害しないように浸透圧を調節する役割を持っています。
しかし、魚を締めた後には魚の体表についた微生物がトリメチルアミン-N-オキシドを分解し、トリメチルアミンという腐敗臭の原因となる成分に変化します。新鮮な魚のニオイと鮮度が落ちた魚のニオイが異なるのはこのトリメチルアミン-N-オキシドの分解が関係しています。
魚を処理する際にはなるべく新鮮なうちに処理することが大切です。
魚を調理した際のニオイ対策方法
ニオイ対策①内臓や骨を凍らせてから捨てる

冷凍することで微生物の活動を鈍くできるため、ニオイの発生を抑えることができます。また、凍らせることで水分の蒸発も止めることができるため、ニオイの発生を抑える効果的な手段の一つです。
しかし、凍ったままゴミ出しをしてしまうと、途中で溶けてニオイと水分を出してしまいます。ゴミ置き場の汚染問題やゴミを回収する人たちへ迷惑がかかってしまうので、解凍して水気をしっかりと切った状態でゴミ出しをしましょう。
ニオイ対策②新聞紙に包んで捨てる

読み終わった新聞紙を活用してニオイを抑える方法もあります。
捨てる際に新聞紙に包むことで魚から出る水分を吸い取ってニオイの発生を抑えることができます。
また、新聞紙のインクには炭素が含まれているのでニオイの成分を吸い込んで消臭する効果があります。
枚数を重ねることでより大きな消臭効果が期待できます。
ニオイ対策③ニオワイナ消臭ポリ袋を使う

サニパックでは、ニオワイナ消臭ポリ袋を販売しています。ニオワイナはトリメチルアミン由来のニオイを53.5%カットする効果があるので※1、魚を処理する際などにおすすめです。
他にもアンモニア臭・硫化水素・酢酸などの嫌なニオイを化学の力で消臭する効果があるので、魚の生ゴミの処理以外にもさまざまな場面で活躍します!
ニオワイナ消臭ポリ袋の利用方法
ニオワイナ消臭ポリ袋を使用して、魚の生ゴミを入れます。
「生ゴミの臭いも漏れにくい!ゴミ袋の結び方」でしっかり結ぶとより効果的です!
ニオワイナに入れたら、大きめのサイズ(30Lや45L)のニオワイナをセットしたゴミ箱に捨てます。二重にすることでより消臭効果を高めます。
魚は腐敗の速度が早く、すぐにニオイを発生させてしまうので、すばやく対処できるように準備しておくと心置きなく魚料理を楽しめますね。
※1 当社比 第三者機関による調査結果
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