ゴミ袋の色のギモン 半透明と白半透明の違いとは?

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日本サニパック株式会社

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ドラッグストアやスーパーで並んでいるゴミ袋には主に「透明」と「半透明」と「白半透明」があります。透明はわかりやすいですが、半透明と白半透明の違いは少しわかりにくいですよね。こちらの記事ではサニパックの商品開発部に、ゴミ袋の半透明と白半透明の違いについて詳しく聞きました!

ゴミ袋には透明・半透明・白半透明がある?

サニパックで製造するゴミ袋は、透明・半透明・〇〇半透明の3種類に大きく分けられます。〇〇の中には白、青、黄、黒といった色の種類が入ります。色付きのゴミ袋の違いは「色付きのゴミ袋にはどんな意味があるの?」の記事で詳しく解説しています。

透明のポリ袋は低密度ポリエチレン(LDPE)という素材が使用されたもので、半透明のポリ袋は高密度ポリエチレン(HDPE) が使われています。低密度ポリエチレンを溶かして成形すると透明度が高いポリ袋になり、高密度ポリエチレンを成形すると少し白く濁った半透明のポリ袋になります。

また、白半透明や黄半透明、青半透明、黒半透明などは顔料と呼ばれる着色剤を練り込んだマスターバッチ(原料)を使用して色をつけています。

半透明ゴミ袋と白半透明ゴミ袋のおすすめ使い分け方法

半透明と白半透明のゴミ袋やポリ袋は売り場で並んでいる時は見た目が似ているように見えますが、一枚ずつ取り出してみると色が違うのがわかります。

半透明よりも白半透明のほうが中身がより見えにくくなるので、ゴミを出す時にプライバシーの観点で中身を見えにくくしたい場合などにおすすめです。ただし、地域によっては指定ごみ袋でのゴミ出しが義務付けられている場合があるため、お住まいの地域のルールに従ってご使用ください。

また、扇風機や布団を入れたり、機械に被せたりといった収納の目的でゴミ袋を使う方には中身が確認しやすい透明のゴミ袋がおすすめです。

そのほかに、サニパックには白半透明よりもさらに多く顔料を入れたNシリーズ サニタリー という製品もあります。こちらはサニタリー用のゴミ箱にぴったりのサイズで中身がほとんど見えないポリ袋です。

このように一見して同じように見えても、お客様のニーズに合わせて色々な製品を展開しています!ぜひご購入の際には参考にしてみてください。

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