【1分でわかりやすく!】温室効果ガスとは?

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1970年代ごろから問題視されるようになった「温室効果ガス」の存在。こちらでは、温室効果ガスが環境にもたらす影響や、地球を守るためにわたしたちにできることを簡単にわかりやすく解説していきます。より専門的な解説をお探しの方は用語集の「温室効果ガスとは?」をご覧ください!

温室効果ガスってなに?

温室効果ガスとは、地球の大気圏にある「温室効果のある気体」の総称です。温室効果ガスというひとつの物質を指すのではなく、二酸化炭素 (CO2)、メタン (CH4)、一酸化二窒素(N2O)、フロンガスなどが主な種類になります。

これらの物質は、地球から宇宙へ向かって出ている「赤外線」を吸収して地球に再放射することで、地球に熱を閉じ込める効果があります。 地球温暖化の原因になることから「温暖化ガス」とも呼ばれています。

温室効果ガスが発生する原因や地球への影響

温室効果ガスは地球にもともと存在し、生物が住めるような気温に地球を保つために必要不可欠な物質ですが、人間が排出する二酸化炭素が増えたことで問題視されるようになりました。

二酸化炭素が排出される原因には、焼却するゴミの増加、電気やガス利用の増加、さまざまな製品をつくる工場の増加、自動車などの利用による排気ガスの増加などがあげられます。

しかし、現在では地球温暖化につながる温室効果ガスを減らす動きが世界中でとられ、減少傾向にあります。

温室効果ガスを減らすには?

温室効果ガスを減らすには、二酸化炭素を減らすことがもっとも重要な課題です。なぜなら、人の行動によって生み出された温室効果ガスのうち、二酸化炭素の割合がもっとも高いからです。

気象庁の発表によると、2010年時点での人為起源の温室効果ガスの排出割合は、二酸化炭素が76.0%、メタンが15.8%、一酸化二窒素が6.2%、フロン類などが2.0%となっています。

そのため、二酸化炭素を排出することをできるだけ抑えることがわたしたちにできる温暖化への対策になります。日常生活では、マイカーよりもバスや電車などを利用することで排気ガスを減らす・服装で調節するなどして冷暖暖房器具の使用を抑える・電化製品の電源をこまめに切る・プラスチックなどの資源を大切に使いリサイクルを心がけるなど、小さなことの積み重ねが地球全体の大きな削減につながります。

サニパックでも、製品におけるプラスチックの使用量を削減したり、製品の再利用を促したりと、二酸化炭素を抑える取り組みをしています。燃やしても二酸化炭素を排出しない炭酸カルシウムを一部原料に利用した「nocoo(ノクー)」という製品も製造しているのでぜひご覧になってみてください。

データ参考

気象庁

温室効果ガスの種類

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