お菓子の袋は何ゴミ?プラマーク×内側が銀色の袋の捨て方と分別方法

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お菓子の袋の内側に、キラキラした銀色のコーティングがあるのを見たことはありませんか?実はこの内側が銀色の袋は、自治体によって判断が分かれる「分別の迷いどころ」なのです。この記事では「銀色」の正体と、正しい捨て方について解説します。

お菓子の袋によくある銀色は「アルミ蒸着フィルム」

お菓子の袋の内側にある銀色の正体は、専門用語で「アルミ蒸着(じょうちゃく)フィルム」と呼ばれます。プラスチックフィルムの表面に、気化したアルミニウムをごく薄く付着させた素材です。

「なぜわざわざ金属を?」と思われるかもしれませんが、これは食品の鮮度を長期間守るための大切な工夫です。

アルミの膜があることで、光や酸素、水蒸気をブロックし、中の油の酸化や湿気を防いでいます。私たちがいつでもパリッと美味しいお菓子を食べられるのは、この技術のおかげなのです。

内側が銀色の袋はプラスチック資源?

分別の判断をする際に重要になるのが、お住まいの自治体の方針です。千葉県松戸市、愛知県豊田市、東京都渋谷区などの多くの自治体では、プラマークがついていれば、アルミ蒸着でもプラスチック資源物として回収されます。一方で、複合素材であることを理由に「可燃ゴミ(燃えるゴミ)」として扱う自治体もあります。

公式サイトやゴミ分別アプリなどで「アルミ蒸着」や「お菓子の袋」と検索してみるのが確実です。

ゴミ分別のポイント

中が銀色のお菓子の袋を分別する際は、自治体の方針やプラマークの有無に加えて「汚れの状態」も重要なポイントです。お菓子の食べ残しや油が多く残ったままプラスチック資源に出してしまうと、一緒に回収された他のきれいな資源ゴミまで汚してしまいかねません。

袋を開いて食べかすをはらうか、サッと水洗いして拭いてからプラスチック資源として捨てましょう。油汚れがとれない場合は無理に資源として出さず、燃えるゴミに捨てるという基準をもっておくのも大切な心がけです。

回収後はどうやってリサイクルされているの?

実はアルミ蒸着のお菓子の袋は、リサイクルの視点で見ると少し繊細な側面があります。プラスチックと金属が一体化しているため、純粋なプラスチック製品としてリサイクルするには、技術やコスト面で課題があるのです。

そのため現状では、燃やしてその熱をエネルギーとして利用するサーマルリサイクルを採用しているケースがほとんどです。

それに加えて最近では、使用済みのプラスチックを化学的に分解し、油やガス、原料などに変えるケミカルリサイクルや、再びプラスチックの原料にするマテリアルリサイクルの研究が、業界全体で進められています。

リサイクルをより進化させるには、企業の技術開発と、私たち一人ひとりの「きれいな状態で捨てる」という心がけの連携が必要です。

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