ポリ袋にエンボス加工をするメリットってなに?

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日本サニパック株式会社

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ポリ袋の表面にザラザラとした突起がついている商品を見たことはありませんか?これらは「エンボス加工」といって、製品を使いやすくするために施されたものです。今回はサニパックの商品開発部にエンボス加工について詳しく聞きました!

ポリ袋の「エンボス加工」とは?

エンボス加工とは、ポリ袋の表面に型を押し当てて細かい凸凹をつける加工のことです。小さい穴が開いているようにも見えますが、跡をつけているだけなので水などを入れても穴から水漏れすることはありません。

※強く力を加えると破れたり底の部分から漏れたりする可能性があるため取り扱いにご注意ください。

エンボス加工はなんのために付いているの?

エンボス加工を施すメリットは2つあります。ひとつは、ポリ袋同士をくっつきにくくし一枚ずつ取り出しやすくするため、もうひとつはポリ袋の口を開けやすくするためです。

ポリ袋の表面に凸凹をつくることで、静電気が起きにくくなりポリ袋の張り付きを抑えられ、また指がひっかかりやすくなります。

ポリエチレンの厚さが薄い製品のほうが開けにくいことが多いため、食品保存袋やレジ袋、ポリ手袋、薄口のゴミ袋などにエンボス加工が施されていることが多いです。

エンボスタイプのサニパック商品はこちら

どんなふうにエンボス加工がされているの?

サニパックの自社工場では、チューブ状に成形されたポリエチレン(インフレーション成形法)を凸凹がついた筒の間に通して形をつけ、その後にロール状に巻いていきます。

細かい突起が筒状の型についていて、その間をポリエチレンのチューブが通ることで片側一面に凸凹をつけています。

食品保存袋やゴミ袋などは日常で使うものなので、取り出しやすさ、袋の口の開けやすさは重要。サニパックでは、ストレスなく使えるよう商品の開発と改良に日々励んでいます!

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