日本サニパック株式会社
災害時に「自宅や避難先でおむつが足りなくなってしまったけど手に入らない」という際に役立つ、簡易的な赤ちゃんのおむつの作り方を紹介します。どうしても必要な量のおむつが手に入らないときの応急処置として、確認しておくと安心です。
赤ちゃんの簡易おむつの作り方は大きく分けて5ステップ。上のイラストを参考に実践してみましょう。
赤ちゃんの体の幅に近いレジ袋を用意し、とっての上部とレジ袋の左右の辺をハサミで切ります。
マチがある場合はしっかり広げて真ん中の折り目の部分を丁寧にカットします。
カットが終わったらレジ袋を広げて、中央に清潔なタオルハンカチやガーゼを置きます。
タオルがおしりに当たるように赤ちゃんを寝かせます。
上のとってが腰にくるように位置を調整して、優しく固結びします。
おしりの下に敷かれたレジ袋を手前にもってきて、結び目に通して引き出します。
赤ちゃんのおしりにぴったりレジ袋がフィットするまで優しく引っぱったら、引き出したレジ袋は赤ちゃんの上半身を傷つけないように下に折り返しておきます。
引き出した部分が長くなりすぎる場合は、下からくるくると折りたたんで結び目に挟むとスッキリします。
しっかり固定されました。
タオルは、汚れたら洗うことで再利用できます。一般的なおむつと比べて横モレやかぶれなどもおこしやすいため、なるべくこまめに状態を確認するようにしましょう。
※あくまでもおむつが手に入らない場合の応急処置としてご活用ください。サニパックでは排泄物のニオイの原因となるアンモニアや酢酸を94%以上軽減してくれる「ニオワイナ」を販売しています。レジ袋タイプもあるので、簡易おむつに使えばニオイの軽減が期待できます。また、使用済みのタオルなどもニオワイナに入れてゴミ袋の口を縛れば、部屋に充満するニオイを改善してくれます。万が一のときのために、ぜひ防災備蓄に加えてみてはいかがでしょうか。
サニパックのWebサイトでは、ポリ袋やゴミ袋を使った防災対策をご紹介しています。ぜひ合わせてご覧ください。